JRAは16日、
ディープインパクトが
凱旋門賞を失格になった問題について、フランスギャロの広報発表を公開した。内容は以下の通り。
【フランスギャロ広報発表】(全訳)
2006年11月16日(木)
2006年11月15日、フランスギャロ審査委員会は、10月1日にロンシャン競馬場で行われた
凱旋門賞で3着となった
ディープインパクトの事案を審査しました。レース後に採取した同馬の検体を分析した結果イプラトロピウムが検出されました。これは同馬を治療するための一連の処置において使用されたものでした。
フランスギャロ審査委員会は3着入着した
ディープインパクトを失格とすることとしました。
これによって同競走の着順は次のとおりとなります。
1着
レイルリンク、2着
プライド、3着ハリケーンラン、4着ベストネーム、5着アイリッシュウエルズ、6着
シックスティーズアイコン、7着
シロッコ 池江泰郎調教師に対しては、管理馬を保護するための十分な措置をとらなかったこと、および明らかとなった規律違反を回避するための十分な措置をとらなかったことにより、最高額の15,000ユーロの制裁金を科しました。
アンリ・プレ
フランスギャロ審判部長