31日、新潟競馬場で行われたサマー2000シリーズ最終戦・第44回
新潟記念(3歳上、GIII・芝2000m)は、武士沢友治騎手騎乗の16番人気(単勝49.1倍)
アルコセニョーラ(牝4、美浦・畠山重則厩舎)が、後方追走から直線で外に持ち出すと力強く伸び、2番人気
マイネルキッツに2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分57秒5(良)。さらに3/4馬身差の3着に14番人気
トウショウシロッコが入り、1番人気
ダイシングロウは最下位18着。3連単は1,028,690円の波乱となった。
勝った
アルコセニョーラは、
父ステイゴールド、母は
JRA3勝の
サイレーン(
その父モガンボ)という血統。06年8月にデビューし、3戦目で初勝利。昨秋の
紫苑S(OP)を勝って出走した
秋華賞(GI)は11着だったが、続く
福島記念(GIII)で重賞初制覇。その後は精彩を欠き、前走は
七夕賞(GIII)12着だった。通算成績24戦5勝(重賞2勝)。
鞍上の武士沢友治騎手は
トウショウナイトで制した06年
アルゼンチン共和国杯(GII)以来の
JRA重賞勝ちで通算2勝目。管理する畠山重則調教師は
アルコセニョーラで制した昨年の
福島記念以来の
JRA重賞制覇で、通算14勝目となった。なお、
新潟記念は81年(
ハセシノブ)、85年(
ロシアンブルー)に続く3勝目となる。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。