5日、08年度の
JRA騎手新規免許2次試験が千葉県白井市の
JRA競馬学校で行われ、競馬学校の生徒3人のほか、
地方競馬からは
内田博幸騎手(37、大井・荒井隆厩舎)、吉田稔騎手(38、愛知・
宮本仁厩舎)、鷹野宏史騎手(43、高知・
松木啓助厩舎)が受験した。
内田博幸騎手は89年にデビュー。04年~07年と4年連続の全国リーディングを獲得し、
JRAでも昨年の
NHKマイルC(GI)を
ピンクカメオで制すなど活躍。06年には66年に佐々木竹見元騎手が記録した505勝を上回る、年間524勝(地方463勝、
JRA61勝)を挙げた。通算成績は地方17593戦3134勝、
JRA1211戦132勝。
吉田稔騎手は87年にデビュー。94年から03年まで10年連続愛知リーディングジョッキーに輝き、
JRAでも04年
関屋記念(GIII、
ブルーイレヴン)など重賞4勝。交流重賞は05年
かきつばた記念(交流GIII、
ヨシノイチバンボシ)など3勝している。通算成績は地方10828戦2112勝、
JRA1974戦131勝。
鷹野宏史騎手は82年にデビュー。98年
高知県知事賞(高知、
マルカイッキュウ)、06年
黒潮皐月賞(高知、
マルチシークレット)など多くの重賞勝ちを収めている。通算成績は地方14344戦2190勝。
内田騎手と吉田騎手は、過去5年間で
JRA年間20勝以上を2回記録しているため1次試験が免除され、特例試験を受験。鷹野騎手は
JRAでの騎乗経験がなく、今回は1次試験を突破しての受験だった。結果の発表は14日午前10時前後に行われる。