15日、
笠松競馬場で行われた東海クラウン(A1、ダート1400m、1着賞金100万円)に、種牡馬入りから一転、現役復帰となった
ロードバクシン(牡10、笠松・
伊藤強一厩舎)が1年3か月ぶりに出走した。
20kg増の馬体重で
安部幸夫騎手を鞍上に5番人気に推された同馬は、2番手を追走したが徐々に後退し、勝った
マルヨスポットから1.4秒差、10頭立ての9着に敗れた。
ロードバクシンは、
父サクラバクシンオー、
母ツイストアンドシャウト(
その父Cure the Blues)という血統。00年に兵庫・曾和直榮厩舎からデビューし、01年に兵庫3冠馬に輝くなど長期にわたり活躍。昨年2月14日のサンテレビ賞(7着)のレース後には引退式を行った。当初はそのまま種牡馬入りする予定だったが、精虫検査の結果、種牡馬として不安があったことからホッカイドウ競馬での現役復帰が決定。昨年5月に旭川で出走する予定だったが競走除外となり、ホッカイドウ競馬では1走もせずに笠松へ移籍していた。通算成績63戦32勝(重賞12勝)。