17日、
川崎競馬場で行われた第59回
全日本2歳優駿(2歳、交流GI・ダート1600m、1着賞金3500万円)は、
内田博幸騎手騎乗の1番人気スーニ(牡2、栗東・
吉田直弘厩舎)が、好位追走から早めに抜け出すと、外から追い込んだ8番人気
ナサニエルに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分40秒5(不良)。さらに1.1/2馬身差の3着に3番人気
ナイキハイグレードが入った。
勝ったスーニは、
父Soto(
その父デヒア)、
母Enabru(
その父Roanoke)という血統の米国産馬。今年のバレッツ・
マーチ・セレクトセールにて12万ドルで落札されている。10月12日のデビュー戦(京都・ダート1200m)を7馬身差で圧勝すると、続く2歳500万下(東京・ダート1300m)、前走の
兵庫ジュニアグランプリ(交流GII・ダート1400m)も快勝し、今回で無傷の4連勝となった。通算成績4戦4勝(うち地方2戦2勝、重賞2勝)。
鞍上の
内田博幸騎手は大井所属時の06年(
フリオーソ)以来となるこのレース2勝目。管理する
吉田直弘調教師は、昨年6月の初出走以来、中央・地方通じて初のGI制覇となった。
【
内田博幸騎手のコメント】
「ちょっと離しすぎましたね。もう少し控え目でもよかったかな(笑)」
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。