「Mr.PINK(ミスターピンク)」こと
内田利雄騎手(47)が、「マカオG1制覇&韓国釜山リーディング」という記録を引っ提げ、4年ぶりにNAR
グランプリ(5日、都内のホテルにて)の舞台に帰ってきた!
内田:「
アンニョンハセヨ~」
司会者:韓国語は分らないので日本語でお願いします(笑)。
内田:かしこまりました(笑)。
と、さっそく会場を沸かせた内田騎手。
「(受賞できて)感無量です。自分の所属していた競馬場がなくなってしまったので(05年3月に宇都宮競馬が廃止)、こういう賞をいただくことはもうないだろうと思っていました。この場に戻ってこられて嬉しいです」と、喜びを語った。
韓国へ渡った経緯を聞かれると「NARの方から、韓国競馬での騎乗募集がきていることを聞きました。しかし、25~40歳という年齢制限があり、これは年齢詐称でもしないと無理だなと(笑)」の言葉に、会場から再び笑いが。
知人の援助を受け無事に釜山へ向かった内田騎手だったが、「行って1か月ほどは3勝と活躍できなかったので、リーディングを獲れるなんて考えてもいませんでした。しかし、ちょっとしたことがきっかけで、その後は自分でいうのも何ですが快進撃でしたね(笑)」と笑顔。
6月から再び韓国・釜山での騎乗が決まった内田騎手。
それまでは、南関での騎乗、騎手免許の更新、北海道のBTC(軽種馬育成調教センター)で調教の勉強、
門別競馬場へのスポット参戦…と、つかぬ間の日本滞在は大忙しのようだ。