82年
セントライト記念を勝った
ホスピタリテイ(牡29)が4日、繋養されていた北海道新冠町の森牧場で、老衰のために死亡した。
同馬は、
父テュデナム、
母トウコウポポ(
その父アイアンリージ)という血統。南関東の
大井競馬場でデビューし、
羽田盃まで不敗の8連勝。その後
中央競馬に移籍し、
セントライト記念では同年の
皐月賞馬で単枠指定となっていた
アズマハンターを3馬身突き放して優勝した。クラシック登録がなかったために
ジャパンCを目指し、同指定オープンでは前年のJC・2着馬
フロストキングの2着。その後、長期休養ののちに翌年のオータムス
プリントSに優勝したが、再度脚部不安を発症して通算11戦10勝(うち中央3戦2勝、重賞5勝)で引退。84年に種牡馬となった後も89年の
皐月賞馬
ドクタースパートをはじめ、97年
セントライト記念(GII)を勝った
シャコーテスコや南関東の名馬
ハナセールなどを送って活躍した。